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ヌメロロジー 子供のこころと体 医療エッセイ プロフィール


はじめまして。相談したくメールいたしました。相談内容は私の父(58歳) のことです。
私の父は昨年10月に脳梗塞になり1ヶ月入院しました。その後は 多少の言語がはっきり言えなくなるといった後遺症がある程度でしたがその後2週間 ごとに定期検診(血圧のクスリをもらいに)に行っていましたが今年早々に勤めていた会社より病気の事もありリストラされ、本人にとっては病気・会社とダブルのショックもありしばらく家族もほっておきました。
そしてそれか少しずつ色々な事が。 家族も感知していなかったのも悪いのですが、クスリを勝手に辞めていたのです。
病院も大きいこともあり予約せいで・・・・・

メールがここで切れていましたが、お答えします。
脳梗塞は脳の血管が詰まって起こります。血流が途絶える事でその先の脳が壊されてしまいます。治療は、つまって壊されたところは仕方がないのですが、その周囲の血流が悪い部分の改善となくした機能をリハビリで補うことです。
その為には、まず、血液が固まりにくくするお薬で、脳梗塞の再発を防ぎます。さらに、リハビリでなくした機能を改善します。お父様の場合、言語が主なので、かなり特別なリハビリが必要です。リハビリ専門の大き目な病院でご相談した方が良いでしょう。勿論、まずは最初から見て下さっている先生に相談して見て下さい。

ちなみに、一般的に言語は左脳ですが、音楽は右脳で、歌は歌えます。 結構、カラオケなんかは元気が出ていいかもしれませんよ。

また、うつ状態になっていらっしゃるようですが、これも専門家と相談してやって頂きたいと思います。その時のご家族の態度としては、多分腫れ物に触るようなかんじでしょうが、家族なんですから、元どおりでいいんじゃないかと思いますよ。時には喧嘩もOKです。唯、その時重要なのは、いつも、みんながお父さんの事を見ているよ、リストラされてもお父さんの価値は変らないんだよと言う事を、徹底して家族がお父さんにも勿論ですが、自分自身に叩き込むと言う事です。あとは、慣用と受容という原則を守ればいいのです。

ともかく、一緒にいる時間を増やして下さい。そして、心と体の両面での家族のサポートと医療機関による治療を始めて下さい。